Q&A

Q
ヒステリシスとはなんですか
A

データ値が警報設定値付近で変動を繰り返した際に、繰り返しの警報発令を防ぐために設定できる値です。
設定したヒステリシス値を超えないと一旦発令した警報はOFFになりませんので、警報設定値付近でデータ変動を繰り返しても警報発令が頻発することはありません。

Q
アドホック水位計で標高水位を表すには?
A

「ゼロテンタカヒョウコウ」(零点高標高)に水位センサ受圧部の位置標高を入力して下さい。
「スイイヒョウジセッテイ」(水位表示設定)中にあります。

Q
水位センサケーブルは折り曲げても大丈夫ですか?
A

水位センサケーブルの最小曲げ半径は10cmです。
ケーブルには大気開放パイプが内蔵されており、曲げが強いとパイプが潰れて大気補正ができず誤差が発生しますので纏める際には半径10cm以上を目安にしてください。

Q
水位センサケーブルが長すぎてBOX内に収納できません。切っても大丈夫ですか?
A

切断加工はできません。
水位センサはケーブルの長さを含めて固有の係数を算出しています。切断加工することで係数が変わり、計測値に誤差が発生しますので行わないでください。

Q
水位データ集録装置で誤ったセンサ係数を設定して一定期間観測してしまいました。誤って記録された期間のデータを正しい値に換算することは可能でしょうか?
A

可能です。下記の計算式で求めることができます。
正しい実水位=(記録された実水位-オフセット)÷誤ったセンサ係数×正しいセンサ係数+オフセット

また、地下水位に換算する場合は
正しい地下水位=センサ深度-上記で導き出された実水位
になります。

Q
水位変動が無いと思われる観測地点で異常な変動が記録されていました。
なぜですか?
A

水位変動が無い観測地点でデータ値に変動が見られる場合、「大気開放パイプの詰まり」が疑われます。大気開放パイプが詰まるとパイプ内部(受圧面の内側と端末部(リード線側)の間)に空気が閉じ込められ、気温の変化による空気の膨張や収縮に対する大気補正ができなくなります。

・気温の上昇:パイプ内の空気膨張により受圧面が外側に押される=水位データ値が低下

・気温の低下:パイプ内の空気収縮により受圧面が内側に引っ張られる=水位データ値が上昇

となります。

大気開放パイプ詰まりの原因としては

  1. 無理な曲がり(最小半径10cmまで)
  2. ケーブルの潰れ、シリカゲルチューブの潰れ(収納ボックス蓋での挟み込み)
  3. 大気開放パイプ内への水の侵入

が考えられます。大気開放パイプ内の結露も影響しますので定期的なシリカゲルの交換を推奨します。

Q
水位データのエラー表示について教えてください。
A

NetLG-〇〇Nシリーズについては下記のように分類されます。
①赤線もしくは白線、または両方や全て未接続(または断線)→「センサオープン」
②どこかの線と短絡している→「センサショート」
③黄線未接続(または断線)→「センサエラー-」
④青線未接続(または断線)→「センサエラー+」

また、旧製品NetLG-001やNetLG-301は下表のような症状となります。(×が結線不良や断線)

Q
実水位、センサ深度、地下水位、標高水位とは何ですか?
A

実水位(m)
水圧から換算した水位です。
センサ先端(受圧面)から水面までの距離をいいます。

センサ深度(GL-m)
水位計の設置深度です。
地下水位を計測するために必要な数値です。
地表面からセンサ先端(受圧面)までの長さです。

地下水位(GL-m)
地表面から水面までの長さです。
センサ深度から実水位を差し引いた値が地下水位です。
手計り式水位計の値から孔の立上り高を差し引いた値と合致するように設置します。

標高水位(EL.m)
水面の高さを標高で表したものです。
観測孔の地表面標高から地下水位を差し引いた値が標高水位となります。
よって、水位センサ深度の設定に加え、地表面標高として観測孔の地表面高(※)の設定が必要です。
標高の基準面は通常「東京湾平均海面(T.P.)」ですが、ご利用用途に合わせて任意の基準面からの地表面高さを標高として設定しておくことで、その基準面からの水位を標高水位として扱うことができます。
(※)地表面高(地表面標高)=観測孔地点の地表面(GL)のことです。