水位変動が無い観測地点でデータ値に変動が見られる場合、「大気開放パイプの詰まり」が疑われます。大気開放パイプが詰まるとパイプ内部(受圧面の内側と端末部(リード線側)の間)に空気が閉じ込められ、気温の変化による空気の膨張や収縮に対する大気補正ができなくなります。
・気温の上昇:パイプ内の空気膨張により受圧面が外側に押される=水位データ値が低下
・気温の低下:パイプ内の空気収縮により受圧面が内側に引っ張られる=水位データ値が上昇
となります。

大気開放パイプ詰まりの原因としては
- 無理な曲がり(最小半径10cmまで)
- ケーブルの潰れ、シリカゲルチューブの潰れ(収納ボックス蓋での挟み込み)
- 大気開放パイプ内への水の侵入
が考えられます。大気開放パイプ内の結露も影響しますので定期的なシリカゲルの交換を推奨します。
